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オフィスで行うべき新型コロナウイルス対策とは

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新型コロナウイルス

中国の武漢市で発生したとされる新型コロナウイルス感染症は瞬く間に世界中に広がり、人々の暮らしは制約や変化を強いられ社会に大きく暗い影を落としています。

人類が経験したことのない感染症のため未だに収束のめどはたっていませんが、ウイルスの構造や感染のメカニズム、病態など少しづつ解明されつつあり、今後は新しい生活様式を取り入れることで感染拡大の防止に努めていくことになります。

多くの企業にとっても被害は甚大で、社会でこれ以上感染が拡大したり企業内での集団感染が発生してしまうと事業そのものが成り立たなくなってしまう恐れがあります。

このような困難な状況でも事業活動を継続し、社員の生活と命を守るため企業はオフィスなど職場での有効な感染防止策を実施することが必要とされています。

 

職場での感染拡大を防ぐため社内体制の見直しが必要

新型コロナウイルスの症状は普通の風邪と見分けがつきにくく、感染しても半分程度が無症状だとされています。

米国CDCの調査によると発症時の症状としては発熱・咳が8割、倦怠感や食欲不振が5割程度とされ下痢などの消化器系の症状は2割弱と比較的少ないようです。

臭いや味が分からなくなる急性の嗅覚、味覚障害も数多く確認されており、イタリアでは患者の3割で症状が見られたと報告されています。

また、新型コロナウイルスは風邪やインフルエンザと違い症状が出ていない状態、発症の前後にも他の人にうつしてしまう恐れがあるため職場内で発症者がいないときでも、誰かが感染している可能性を念頭に感染防止策をとる必要があります。

体調不良の社員がでた場合に病院で新型コロナウイルス感染症と診断されなくても、完全には感染を否定できないという意識を持つことも重要です。

感染力が非常に強い、感染後の潜伏期間が長い ( 平均56 ) 、感染しても半分程度が無症状、発症前や無症状でも感染のリスクがあるという新型コロナウイルスの特性を踏まえ、職場内での感染防止のため社内体制を見直すことが求められます。

以下の様な具体策を実施し、社員ができる限り安心して働けるように環境を整えましょう。

  • 社員および家族の検温、体調確認を義務化
  • 時差出勤、テレワークの実施
  • 通勤手段を公共交通機関から車や自転車などへ転換
  • 出張や対面での営業活動を自粛
  • 社員の家族に感染者が出た場合の連絡体制整備
  • マスクやアルコール消毒液などの職場内備蓄

新型コロナウイルスの感染経路別の対策

新型コロナウイルスの主な感染経路としては飛沫感染、接触感染、エアロゾル感染の3つがあると考えられています。

感染経路別に必要な対策は異なり、正しい情報に基づいた適切な対策を実施することで感染予防の効果が高まります。

以下では感染経路別に感染のメカニズムと、それぞれ具体的な感染予防策を例示しますのでご参考にしてください。

飛沫感染

飛沫とは人が咳やくしゃみをした時に口から出る5㎛以上の水滴のことです。感染者から放出される飛沫にはウイルスが含まれており、他の人の粘膜 ( 眼や鼻、口 ) に付着することでそこから感染することを飛沫感染といいます。

飛沫は2mほど飛ぶとされているため、曝露されないよう2m程度の間隔をあけることが重要です。

  • デスク間の距離を最低1m確保 、パーテーションの設置
  • 社員食堂や休憩室、会議室などのレイアウトを変更。座席は対面でなくスクール形式に
  • 会議は出来る限り少人数で。TV、ウェブ会議の活用
  • 社内でのマスク着用を義務化

接触感染

接触感染はウイルスのついた手で眼や口などを触ることで粘膜から感染する感染経路となります。

これまでの研究で人は無意識に1時間に平均20回ほど自分の顔を触っていることが報告されています。

なかでも口は4回、鼻は3回、目は3回と粘膜部分も含まれているため、こまめに手を洗うことが接触感染の防止に有効です。

新型コロナウイルスは紙の上では24時間、プラスチックでは23日ほど生存できると報告されていることから不特定多数の人が触るところは定期的に消毒することが必要です。ドアなどは開けっ放しにしておくことで接触回数を減らすことができます。

消毒の際にはアルコール消毒液 ( 7080 ) もしくは次亜塩素酸ナトリウム ( 0.05 ) を用いることが推奨されており、トイレの消毒はより濃度の高い次亜塩素酸ナトリウム ( 0.1 ) を用います。

拭き取りでの消毒が基本で、人体に有害な恐れのある空間噴霧は避けます。消毒回数は最低11回、可能であれば複数回行いましょう。

  • エレベーターのボタン、ドアノブ、照明スイッチなどの消毒
  • トイレや洗面所の消毒
  • 休憩室など共有スペースにあるテーブルや椅子の消毒
  • こまめな手洗いとうがい
  • 不必要な物は廃棄しできる限り物への接触機会を減らす

エアロゾル感染

エアロゾル感染については世界的に統一された定義はありませんが、飛沫感染が特定の条件下で空気感染のように広範囲に広がる現象だと認識されています。

咳やくしゃみにより発生する飛沫は2mほど飛びすぐに地面へ落下しますが、5㎛以下の微小な粒子は空中をふわふわと長時間漂います。

このウイルスを含んだ微粒子 ( エアロゾル ) を吸い込むことによる感染がエアロゾル感染であり、新型コロナウイルスでも密閉された空間において人の密度が高い状況で発生すると考えられています。

米国立アレルギー感染症研究所の論文でエアロゾル化した新型コロナウイルスは空中で3時間以上生存できると発表されています。

また、クラスターと呼ばれる集団感染の多くは室内環境で発生しており、ドイツのクラスター対策班に所属するウイルス学者のクリスティアン・ドロステン氏は感染の半分はエアロゾル感染によるものだという見解を示しています。

このような集団感染リスクがあるエアロゾル感染への最も効果的な予防策は換気の促進です。窓やドアなどを開けることによる自然換気や、備えつけてあるファンなどの機械換気の利用でオフィス内の空気をできるだけ外気と入れ替えることが大切です。

HEPAフィルターを搭載した空気清浄機の利用も換気が難しいオフィス内でのエアロゾル感染予防に有効でしょう。

HEPAフィルターはJIS規格で0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率を有するものと規定されており、5㎛以下のエアロゾルも捕集ができるため室内のウイルス濃度を低下させることが可能です。

また、他のウイルスや菌、悪臭なども除去することで人体の免疫力低下を防ぎ二次的な感染予防効果も期待できます。

厚生労働省でも病院などでHEPAフィルター付き空気清浄器の利用を推奨していますが、一方で次亜塩素酸水の空間噴霧やプラズマクラスター、ナノイーなどの空間除菌の有効性は今のところ確認されていません。

オフィスなど広い空間への空気清浄機導入時には対応床面積などをチェックし、より大風量で空気清浄能力の高いHEPAフィルター搭載機種を選定しましょう。

  • 自然換気や機械換気による室内の換気促進
  • HEPAフィルター搭載の空気清浄機

 

新型コロナウイルスはいつ収束するのか

新型コロナウイルスの収束には有効なワクチンが開発されれば2年程度、ワクチン開発が成功しない場合は自然感染による集団免疫獲得となり先進国でも35年程度かかると試算されています。

長く活動が制限されることが予想され、職場での働き方も変化を強いられるため心理的にも経済的にも人々への負担は増しています。

企業にとっても困難な状況が続きますが、社員の不安を解消し健康を守るためできる限りの対策をとることが中長期的な企業の利益につながるだけでなく、社会に大きく貢献することにもなります。

これまでも人類は様々なウイルス感染症との闘いを繰り返し、乗り超えてきました。時間はかかるかもしれませんが新型コロナウイルス感染症も必ず克服し、大切だった日常を少しづつ取り戻せるはずです。

今は感染拡大防止のため一人一人が自分のできることを行い、みんなで励ましあいながらこの難局を乗り超えていきましょう。